関節リウマチ オステオパシー東京セミナー勉強会記録

先日のオステオパシー勉強会で、関節リウマチの治療法の質問を受けましたので、こちらにもまとめておきたいと思います。(フィシオエナジェティックのセミナーや勉強会は当院では行っておりません)

関節リウマチは免疫反応の異常により自身の関節に炎症が起こる自己免疫疾患です。

症状としては、指、肘、膝などの関節が腫れや痛みがあります。

進行すると関節の変形や脱臼、拘縮が起こります。

当院ではまずはフィシオエナジェティックの検査にて自己免疫異常を起こしている原因を調べていきます。

・ウイルスや細菌の問題
・ストレス
・アレルギー
・食品不耐性
・栄養の欠乏
・重金属の蓄積
・副腎機能低下
・自律神経、視床下部
・脳下垂体
・腸管機能
・腸内細菌
・歯周病

などの問題がないか?
その中でどれがリウマチと関係しているか?
などを診ていきます。

特に関節リウマチと心理的問題は多く関係しています。

例としては、ストレスやトラウマが潜在的な引き金となり下記のような心身の悪循環を引き起こすと考えられます。

1)
→コルチゾール過剰
→副腎機能低下
→副腎皮質ホルモンの分泌不足

2)
→腸内環境の異常
→リーキーガット
→免疫異常

3)
→交感神経過剰
→自律神経のアンバランス

4)
→扁桃体の過活動
→免疫の過敏性

など、多岐にわたある問題が引き起こされます。

また食事においても小麦、砂糖、トランス脂肪酸、添加物の摂取により、腸内環境の悪化から免疫異常が起こることもあります。

オステオパシーのアプローチとしては、

・頭蓋オステオパシーによる自律神経の正常化
・脳のオステオパシーによる脳幹、視床下部、脳下垂体、扁桃体、第三脳室、側脳室の調整
・内臓オステオパシーの施術による小腸、副腎、肝臓、胸腺などの調整
・神経オステオパシーの施術による横隔神経、迷走神経、交感神経の調整
があります。

関節リウマチは、上記のように様々な問題が複合的に関係します。
そのため時間をかけて問題を解決していく必要があります。

食事や生活習慣的な面では、ご本人の意識の改善と努力も必要になってきますので、治療と合わせ毎回アドバイスを行っていくことを大切にしています。

関節リウマチ オステオパシー東京セミナー勉強会記録

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クリアボディ
東京都渋谷区代々木上原
オステオパシー/整体治療院

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