乾癬とオステオパシー

目次

乾癬は皮膚だけではなく体全体でみる

日本国内の乾癬(かんせん)患者数は、約40〜50万人以上と言われています。

当院でもこれまで乾癬のお悩みのご相談を多くいただいてきました。

乾癬は、皮膚が赤くなったり、白いかさぶたのようなものが繰り返し現れたりする慢性的な皮膚疾患です。


症状が良くなったり悪くなったりを繰り返し、不調との長いおつきあいになることが多いです。

また、乾癬は皮膚症状などはアトピー性皮膚炎と似ていますが異なる疾患です。

乾癬にお悩みの方の中では、

「薬を塗ってもまた出てくる」

「ストレスが強い時に悪化する気がする」

「疲れると皮膚が荒れやすい」

このように感じている方も多いのではないでしょうか?

乾癬は皮膚に症状が現れるため、「皮膚の病気」と思われがちですが、実際には免疫、自律神経、腸内環境、ストレス、生活習慣など、全身のバランスと深く関係しています。

当院のオステオパシーでは、症状が出ている部分だけを見るのではなくホリスティックに治療とケアを進めていきます。

特に重要になるのが免疫の中枢である【腸内環境】の徹底改善です。

今回は、乾癬と治療についてお話ししていきます。


乾癬とはどんな病気か?

乾癬は、皮膚の細胞が通常よりも早いスピードで作られ続けることで起こります。


本来、皮膚はゆっくり生まれ変わりますが、乾癬ではターンオーバーが過剰になり、皮膚が厚くなったり、赤みやフケのような症状が現れます。

原因は一つではなく、
・免疫バランスの乱れ
・ストレス
・睡眠不足
・腸内環境の乱れ
・全身の慢性的な炎症

など、さまざまな要因が重なっていると考えられています。

そのため、皮膚だけを局所的に見るのではなく、体全体の状態を整えていくことが大変重要になります。


腸と乾癬の関係

最近では、乾癬をはじめとする自己免疫疾患と、腸内環境の関係が注目されています。


腸は食べ物を消化するだけでなく、免疫機能と深く関係する器官です。

腸内環境が乱れると、体は炎症を起こしやすい状態になり、免疫バランスにも影響を与えます。

その結果、腸の炎症が皮膚症状として現れることがあります。

乾癬の患者さんの中には、
・胃腸が弱い
・便秘や下痢を繰り返す
・お腹が張りやすい
・疲れやすい

といった不調を抱えている方も少なくありません。

オステオパシーでは、こうした背景も含めて全体的に体と不調をみていきます。


オステオパシーでの乾癬の考え方

オステオパシーでは、「皮膚だけに問題がある」とは考えません。

皮膚は体の内側の状態を映し出す場所でもあり、循環や神経、自律神経、内臓の働きと密接につながっています。

乾癬の方の体をみていくと、

・呼吸が浅い
・背中や胸まわりが硬い
・お腹が緊張している
・首や頭が強くこわばっている

といった状態がみられることがあります。

こうした緊張が続くと、血流やリンパの流れが滞り、自律神経も乱れやすくなります。


すると、体が慢性的な炎症状態に傾きやすくなり、皮膚症状にも影響していきます。

オステオパシー治療ではこのように症状の出ている部分にのみ注目するのではなく、自律神経や免疫バランスなど心身の全体をケアしていきます。

オステオパシーによる乾癬へのアプローチ

オステオパシーでは、強い刺激ではなく、体が自然に整いやすくなる環境を作ることを目的に施術を行います。

乾癬の方に対しては、

・胸郭や横隔膜の動きを整える
・お腹まわりの緊張をゆるめる
・背骨や骨盤のバランスを調整する
・呼吸が深くできる状態へ導く
・頚椎と頭部の動きを整える

といった施術を行うことがあります。

特に呼吸と自律神経は密接に関係しています。


呼吸が浅い状態が続くと、交感神経が優位になり、体が常に緊張した状態になります。

オステオパシーでは、呼吸や循環を整えることで、体全体が回復しやすい状態へ向かうことを大切にしています。


乾癬改善のための生活習慣

乾癬の改善には、生活習慣もとても重要です。

腸内環境の改善のために、とくに食事療法が非常に大切です。

食事】

腸内環境を整えるために、

発酵食品/米麹・プロバイオティクスなど
野菜や海藻/抗炎症作用の高い食材を意識的にとる
オメガ3など良質な脂質の摂取/植物油脂・植物油の摂取の制限
加工食品を減らす

といったことを意識すると、体への負担を減らしやすくなります。

とくに控えたい食材は、小麦粉・植物油(加工前・後含め)・乳化剤はじめとする食品添加物です。

腸に炎症が起きる食材はすべて、乾癬症状を悪化させる要因になると言えます。

なかなか大変なことですが、できることから取り入れて、症状を悪化させない食生活に切り替えていくことがおすすめです。

睡眠】

睡眠不足は、自律神経と免疫のバランスを乱しやすくなります。

夜更かしを減らし、しっかり休むことも大切です。

カフェインなど神経を興奮させるものを避け、夜は安眠できるよう工夫しましょう。

ストレス】

乾癬はストレスによって悪化することがあります。


忙しい日常の中でも、深呼吸をしたり、ヨガや散歩をしたり、少し力を抜く時間を作ることが、体を整える助けになります。

乾癬とオステオパシーまとめ

乾癬は皮膚の症状として現れますが、背景には免疫、自律神経、腸内環境、生活習慣など、心身全体のバランスが深く関係しています。

オステオパシーでは、呼吸や循環、内臓や姿勢など全身を整えることで、体が回復しやすい状態を目指していきます。

薬だけではなく、「体そのものを整える」という視点を持つことが、長く付き合っていく症状だからこそ大切になります。

当院では治療と合わせ、免疫バランスや腸内環境の改善、食生活をはじめライフスタイルのアドバイスも行います。

このようにホリスティックな治療で乾癬のお悩みをサポートしていきます。


乾癬とオステオパシー治療|東京渋谷代々木上原の治療院
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クリアボディ
東京都渋谷区代々木上原
オステオパシー/整体治療院

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