キネシオロジー 東京セミナー勉強会記録
今回の東京勉強会ではキネシオロジーの講義を行いました。
キネシオロジーは検査ツールとして優れており、治療において重要な役割を果たしています。
当院では、20年程前からAK(アプライド・キネシオロジー)、タッチフォーヘルス、ニューロキネティック、トータルボディエナジェティクスなど、色々と学んできたものを統合して使用しています。
身体全ての筋の正確な筋テストを身につける必要があり、勉強会ではテストのポジション、力のかけ方、方向などを練習にて身につけていきます。
・筋の弱化や過活動
・弱化筋を抑制している筋の特定
・骨盤や関節の変位の方向
・内臓の問題
など、キネシオロジーを使って様々なことを調べていくことが出来ます。
そして、それぞれの問題の関係性も調べることが出来ます。
また、食物の不耐性やアレルギー、有効なサプリメントの検査特定を行うこともできます。
感情の問題から、脳機能のどこに影響があるかの検査まで、キネシオロジーには様々な使い方があります。
しかし、この検査の精度は100%ではない為、他の徒手検査や血液検査などと合わせて総合的に判断する必要があると考えています。
当院でのキネシオロジーを使った検査と治療の流れについて簡単にお話ししたいと思います。
40代女性のケース
腰痛があり右トレンデレンブルグテスト陽性
仰臥位にて
右中臀筋の弱化
左腰方形筋の弱化
腹横筋の弱化が見つかる。
テストにて右大腿筋膜張筋の過緊張が中臀筋と腰方形筋を抑制していると分かり、大腿筋膜張筋のリリースを行う。
再チェックすると右中臀筋と左腰方形筋の弱化が改善する。
腹横筋の弱化が残るので、起立筋の過緊張をリリースする。
腹横筋の弱点が改善する。
トレンデレンブルグテストも陰性になり腰痛も改善する。
腹横筋、中臀筋、腰方形筋の促通エクササイズを教えて終了。
キネシオロジーの検査精度を深めていくことで、クライアントの不調に、より根本的にアプローチしていくことが可能になってきます。
治療技術と合わせ、キネシオロジーでの検査特定の技術を深めていくことも重要です。

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クリアボディ
東京都渋谷区代々木上原
オステオパシー/整体治療院
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