更年期障害 オステオパシー東京勉強会記録

先日の勉強会では更年期障害についてお話をさせていただきました。

更年期障害は主に40代から50代の閉経前後の女性に起こりますが、近年では男性の更年期障害も知られてきています。

女性の更年期障害の主な症状としては

・ホットフラッシュや多汗

・顔や手足のほてりや冷え

・足のムズムズ感

・お腹の張りや便秘

・倦怠感

・不眠

・うつ

・不安感

・集中力の欠如

・涙もろさなど感情の不安定/イライラ

などが起こります。

一般的に更年期障害はエストロゲンの急激な減少で起こるとされています。

女性ホルモンの減少はすべての女性に起こることですが、更年期の症状が出ない、または少ない人もいます。

身体を観察すると更年期の症状が出やすい方は、ストレスや精神的疲弊が多く、自律神経の乱れがある方に多いです。

また幼少期トラウマ等が潜在意識に影響し、ホルモン不調が起こりやすい年齢に差し掛かると同時に、心身の不調が大きく現れてくるといったケースも考えられます。

1)

→コルチゾール過剰

→副腎機能低下

→副腎皮質ホルモンの分泌不足

2)

→腸内環境の異常

→リーキーガット

→免疫異常

3)

→交感神経過剰

→自律神経のアンバランス

4)

→扁桃体の過活動

→免疫の過敏性

メンタリティの不調は、ホルモンバランス始め全身の不調と大変密接に関係しあっています。

そのため、ホルモン系の調整及び自律神経の調整をする事によって、症状を軽減させていくアプローチを行います。

エストロゲンの低下

自律神経の乱れ

更年期障害

施術では

頭蓋ー仙骨系である

頭蓋硬膜の歪み、脊柱硬膜、仙骨病変、仙髄神経

視床下部ー脳下垂体ー子宮・卵巣のバランス

子宮、卵巣の膜、動脈、リンパ

などを調整します。

男性も同様に、男性ホルモンの減少の影響で疲れやすさや鬱症状が出るケースなどがあります。

ストレスや忙しすぎる生活、食生活の乱れ、喫煙や飲酒の習慣などを見直していくことも大切です。

手技療法での毎回の治療と合わせて、自然療法、食や生活習慣について等、ホリスティックにアドバイスをしていきます。

勉強会では、更年期不調への理解を深め、女性が大変な時期を乗り越え快適な毎日を取り戻せるよう、治療技術や知識を習得していきます。

更年期障害 オステオパシー東京勉強会記録

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クリアボディ
東京都渋谷区代々木上原
オステオパシー/整体治療院

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