顎関節症とオステオパシーによる観察と治療

顎関節の問題には、開口障害・クリック音・咀嚼時の痛みなどがあります。

原因としては、下肢や骨盤の歪みから首の筋肉の緊張、歯ぎしり、頭蓋骨の歪み、歯科治療時の長時間の開口などがあります。

これまで顎関節症の症状を持つ方を多く診てきましたが、

ストレスの過多→

咬筋の緊張→

就寝時の歯ぎしり→

顎関節への負担が増える→

関節円盤、関節包の損傷

というパターンが多いように考えています。

顎関節の歪みが酷い人でも、夜間時の歯軋りがない人はそれほど顎関節の症状が出ないように思います。

というのは、顎関節は本来嚥下時と咀嚼時以外は強く噛み締めることがないのが通常です。

歪みが多くても影響が少ないのだと思います。

またストレスが多くなると三叉神経などの脳神経が過敏になり、口腔内や歯の神経が過敏になります。

その為、口の中の違和感が続くという問題が引き起こされます。

治療としては

・骨盤帯のバランス

・首の過緊張の軽減

・頭蓋の歪みの治療

・咬筋、側頭筋などの咀嚼に関係する筋のリリース

・口腔内の神経の抑制

・自律神経系の調整

・ストレス、トラウマによる扁桃体の過活動の抑制

などが必要になってきます。

長時間のデスクワークやストレスを強く感じる職種についている方は、特に顎関節の異常が起こりやすいと言えます。

仕事以外でも、不安や緊張を感じると頭部や顎関節は過緊張の状態になります。

治療と合わせて、普段の生活ではできる限りこまめなリラックスを心がけ、視神経や脳を休めることを意識することも大切です。

顎関節症のオステオパシーの観察と治療。東京渋谷代々木上原の治療院クリアボディ。

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クリアボディ
東京都渋谷区代々木上原
オステオパシー/整体治療院

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